これからハンドルコントローラー(ハンコン)の購入を考えている方の中には、
「そもそもハンコンってどんなものなの?」
「普通のコントローラーと何が違うの?」
「ハンコンを使うと、どんな感じでゲームをプレイできるの?」
といった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、これからハンコンを始めたい方に向けて、「そもそもハンコンとは何なのか?」という基本的なところから、できるだけ分かりやすく紹介していきます。
難しそうな横文字もいくつか登場しますが、大丈夫です!
私もできるだけ難しい話は抜きにして説明していきますので、気軽に読んでみてください!
ハンコンってどうやって動いてるの?
まず、ハンコンの大きな特徴のひとつが、実際にクルマを運転しているような感覚を味わえることです。
実際にクルマを運転しているとき、ドライバーはハンドルやシートなどを通して、さまざまな情報を感じ取っています。
例えば、
- タイヤがどれくらい路面をグリップしているのか
- 路面がデコボコしているのか
- クルマが曲がることで、どの方向に力がかかっているのか
- タイヤが滑り始めているのか
といった情報です。
こうしたクルマから伝わってくる情報を感じ取りながら操作することが、いわゆる**「クルマとの対話」**と呼ばれるものです。
特にスポーツドライビングでは、こうしたクルマからの情報を感じ取ることが非常に重要になります。
ハンコンでレーシングゲームをプレイする場合は、基本的にステアリングから得られる情報を感じ取ってクルマとの対話をしていきます。
ハンコンの「FFB」って何?
ここで、ハンコンを調べているとよく出てくる言葉があります。
それが**「FFB(フォースフィードバック)」**です。
早くも横文字が出てきましたね(笑)。
でも、そんなに難しいものではありません。
簡単に言えば、ゲーム内で起きているクルマの動きを、ハンドルの重さや振動などとして手に伝えてくれる機能のことです。
例えば、
「ハンドルが急に重くなった!」
「路面のデコボコがハンドルから伝わってくる!」
「クルマが滑り始めた感じがする!」
といった感覚を、ハンコンでは味わうことができます。
もちろん、実際のクルマとまったく同じというわけではありません。
しかし、普通のゲームパッドでは得られない**「ハンドルを通してクルマの状態を感じる」という体験**ができることは、ハンコンの大きな魅力だと思います。
FFBが強いほど良いの?
ここで気になるのが、
「じゃあFFBは強ければ強いほどいいの?」
ということですよね。
これは、必ずしもそうとは限りません。
FFBが強いハンコンほど、ハンドルに大きな力を出すことができ、クルマから伝わってくる情報をより力強く感じられるというメリットがあります。
一方で、FFBが強ければ誰にとっても扱いやすいというわけではありません。
ハンコンの大きさや設置環境、プレイするゲーム、そして「どこまでリアルさを求めるのか」によって、適したハンコンは変わってきます。
そのため、ハンコンを選ぶときにはFFBの強さだけでなく、自分の予算やプレイスタイルも含めて考えることが大切です。
FFBについては少し奥が深いので、今回はこのくらいにしておきましょう。
いずれ別の記事で、FFBについてもう少し詳しく掘り下げていきたいと思います。
ハンコンには3種類の駆動方式がある
ここまでFFBについてお話してきましたが、
「じゃあ、そのFFBってどうやってハンドルに伝えているの?」
という疑問が出てきますよね。
実はハンコンによって、FFBを発生させる仕組みが違います。
大きく分けると、代表的なのは以下の3種類です。
- ギアドライブ
- ベルトドライブ
- ダイレクトドライブ(DD)
また横文字が出てきましたね(笑)。
でも、これも仕組み自体は意外とシンプルです。
順番に見ていきましょう。
① ギアドライブ
まずはギアドライブです。
名前の通り、ギア(歯車)を使ってモーターの力をハンドルに伝える方式です。
イメージとしては、
モーター → ギア → ハンドル
という感じですね。
代表的な製品としては、LogicoolのG29 / G923などがあります。
ギアを使ってモーターの力を伝えるため、比較的リーズナブルな価格帯のハンコンに採用されることが多い方式です。
一方で、ギアが動くことによる「カクカクした感触」や作動音などが気になる場合もあります。
とはいえ、初めてハンコンを購入する方にとっては、比較的導入しやすい方式のひとつです。
② ベルトドライブ
続いてベルトドライブです。
こちらはギアの代わりに、ベルトを使ってモーターの力をハンドルへ伝えます。
イメージすると、
モーター → ベルト → ハンドル
という感じです。
代表的な製品として、Thrustmaster(スラストマスター)のT300RSなどがあります。
一般的には、ギアドライブと比べてハンドルを回したときの感触が滑らかで、作動音も比較的抑えられているのが特徴です。
私自身も以前T300RSを使用していましたが、G923から乗り換えたときには、ハンドルを回したときの滑らかさに違いを感じました。
このあたりは、実際に複数のハンコンを使ってきたからこそお伝えできる部分なので、今後の記事で詳しく紹介していきたいと思います。
③ ダイレクトドライブ(DD)
そして3つ目が、**ダイレクトドライブ(DD)**です。
最近では、ハンコンを調べていると「DD」という言葉を目にする機会も増えてきました。
ダイレクトドライブは、簡単に言えば、
モーター → ハンドル
と、モーターの力をハンドルへ直接伝える方式です。
ギアやベルトを間に挟まないため、よりダイレクトで力強いFFBを実現しやすいのが特徴です。
代表的な製品としては、FanatecのGT DD Proなどがあります。
最近では、Logicoolからもダイレクトドライブ方式を採用したハンコンが登場しており、以前と比べてDD方式がより身近な存在になってきました。
ただし、ダイレクトドライブだから必ずしも「初心者には向いていない」というわけではありません。
価格や設置環境、必要な周辺機器などを含めて、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
3種類の違いを簡単にまとめると
ここまで3種類の駆動方式を紹介してきました。
ざっくりまとめると、
| 駆動方式 | 仕組み | 主な特徴 |
|---|---|---|
| ギアドライブ | ギアで力を伝える | 比較的安価・独特の作動感がある |
| ベルトドライブ | ベルトで力を伝える | 滑らか・比較的静か |
| ダイレクトドライブ | モーターを直接接続 | 強力・ダイレクトなFFB |
というイメージです。
もちろん、同じ駆動方式でも製品によって性能やフィーリングは大きく異なります。
また、最近では価格帯もかなり広がっており、
「ハンコン=高価なもの」
とは一概に言えなくなってきています。
数万円程度から始められるものもあれば、周辺機器まで含めると数十万円以上になる本格的な環境もあります。
このあたりも、これからハンコンを始める方にとっては気になるところですよね。
まとめ
今回は、
「そもそもハンコンって何?」
というところから、ハンコンの基本的な仕組みについて紹介してみました。
ハンコンの大きな魅力は、単純にハンドルを操作できることだけではありません。
FFBによってハンドルからクルマの状態を感じ取ることで、レーシングゲームの世界により深く入り込めることだと思います。
そして、そのFFBをハンドルへ伝える方式として、
- ギアドライブ
- ベルトドライブ
- ダイレクトドライブ(DD)
といった種類があります。
それぞれに特徴があり、価格や使用感も大きく変わってきます。
「自分ならどのハンコンが合っているんだろう?」
そんなことを想像しながら読んでもらえると、これからのハンコン選びが少し楽しくなるかもしれません。
次回以降は、私が実際に使用してきたハンコンを一台ずつ紹介していきたいと思います。
G923、T300RS、Fanatec DD Proと実際に乗り換えてきたからこそ分かる、それぞれの違いや使用感、良かったところ・気になったところなども、できるだけ正直にお話していくつもりです。
これからハンコンを購入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、次の記事でお会いしましょう!
またねー!

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